貝印 まるいまな板徹底検証|196商品徹底比較で見えた、狭い台所でも置いたまま次が切れる丸型の実態
狭い台所でも、切った食材を置いたまま次が切れる丸いまな板
狭い台所でも、切った食材をまな板の上に置いたまま次の食材を切れる。これが貝印 まるいまな板のいちばんの強みです。包丁で切ったものは手元から四方に広がっていくので、丸い板なら奥や周りにそのまま寄せておけます。板ごと回して切る向きを変えられ、ねぎやきゅうりも転がり落ちにくくなります。
シンクとコンロの間が狭い台所や、IHの上で料理する一人暮らしにぴったりです。25cmなら小型の食洗機にも入り、穴に掛けて干せるので、気づけば毎日これを使うようになります。
よくある長方形のパール金属 抗菌まな板と比べると、同じくらいの大きさでも、切ったものの置き場ができるのが違いです。やわらかい素材のアイメディア D型かまぼこ型と比べると、切るときの静かさでは一歩譲りますが、食洗機で気軽に洗えて吊るしておける手軽さで選ばれています。
丸いまな板はどう使えるのか
切ったものを置いたまま、次の食材に進める
丸い形のおかげで、小さな板でも切ったものの置き場が自然にできます。 切った野菜を奥にずらし、手前の空いたところで次を切る。この流れを繰り返すだけで、カレーや炒め物の具材をひととおり切り終えられます。ボウルやバットに移す手間が減るので、洗い物も少なくなります。
板を回せるのも丸ならではの便利さです。 さいの目切りでは、食材の向きを変える代わりにまな板を90度回せば済みます。長方形のまな板では縦方向に転がり落ちていたねぎやきゅうりも、奥行きがあるので板の上にとどまります。
見た目は小ぶりでも、切れる範囲は長方形のまな板とあまり変わらないと感じる人が多く、最初はサブのつもりで買ったのに、いつの間にかメインのまな板になっていた、という使われ方がよく見られます。
毎日使いたくなる細かな作り
貝印 まるいまな板(30cmのホワイトは型番AP5328、25cmのブラックはAP5333)は、硬めの樹脂でできた円形のまな板です。手前の一辺だけがまっすぐになっていて、丸いのに壁に立てかけられます。 円の外側には大きな丸い穴があり、洗ったらフックに掛けてそのまま乾かせます。
両面とも使えて、表と裏で手ざわりが違います。片面はつるっとした規則的な模様、もう片面はざらっとした質感なので、肉用と野菜用を分ける目印になります。両面に小さな脚がついていて板が台から少し浮くため、濡れたまま使っても調理台がびしょびしょになりにくく、台にべったり貼りつかないのも清潔です。
色移りやにおい移りが少なく、木のまな板のようにカビを気にしなくていいのも、毎日の出番が増える理由です。軽いので、切った食材を板ごと鍋の上まで運び、片手で入れられます。価格は約1,400円前後です。
サイズの選び方
25cmは、一人分の料理や、IHの上で使いたい人に向いています。 小型の据え置き食洗機に入った例もあり、食洗機で洗いたいならこのサイズが無難です。
30cmは、普段の料理をこれ1枚でこなしたい人の標準サイズです。 食洗機によっては入らなかったり、ぎりぎりだったりするので、庫内の寸法を測っておくと安心です。
35cmは、キャベツや白菜もたっぷり切りたい人向けです。 縁の部分があるので、実際に切れる面はひと回り小さく考えておくとよいでしょう。食洗機や引き出しに入らないこともあるので、しまう場所まで確かめてから選ぶのがおすすめです。
注意点
刃当たりは硬めで、切るときにカンカンと音が響くことがあります。 脚で板が浮いているぶん、音が伝わりやすいのかもしれません。慣れれば気にならない人もいる一方で、野菜を刻むときだけ木のまな板に持ち替える人もいます。やわらかい刃当たりを期待して選ぶと、思っていたのと違うと感じる可能性があります。 やわらかい素材が使われているのは縁だけで、板そのものは硬い樹脂です。
包丁の跡が白い筋になって残りやすく、黒やグレーでは目立ちやすい傾向があります。 ピザカッターでも跡がつくことがあるので、トレーとしてきれいに使い続けたい場合は、上にシートを敷くなどの工夫があると安心です。
人造大理石など、調理台の素材によっては本体が滑ることがあります。 脚が台に触れる面積が小さいためと考えられます。つるつるの面では食材が滑りやすいこともあるので、そのときはざらっとした面に替えると切りやすくなります。まれに、届いた時点で小さなへこみがあったり、ラベルののりが残ったりすることもあるようです。
もっといいまな板はないのか
丸いまな板の便利さと、刃当たりや傷の気になるところは、裏表の関係にあります。市販196商品を比較したなかから、4つの軸でほかの選択肢と比べます。点数は10点満点で、高いほど使う人にとって良い向きです。貝印 まるいまな板は、軸1 狭い台所での作業のしやすさ 7.5/軸2 刃当たりのやさしさ・静かさ 3.5/軸3 傷のつきにくさ 3.5/軸4 手入れのラクさ 7.5 です。狭い場所で広く使えることと手入れのラクさが強みで、音や傷が気になる人は、以下のなかに合う一枚があるかもしれません。
| 商品 | 狭い台所での作業のしやすさ | 刃当たりのやさしさ・静かさ | 傷のつきにくさ | 手入れのラクさ | 価格の目安 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7.5 | 3.5 | 3.5 | 7.5 | — | Amazonで見る楽天で見る | |
| 似た形のボール | ||||||
| 7.5±0 | 8.0▲4.5 | 6.0▲2.5 | 5.5▼2.0 | — | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
| 5.0▼2.5 | 6.0▲2.5 | 3.0▼0.5 | 7.0▼0.5 | — | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
| 6.0▼1.5 | 4.5▲1.0 | 4.5▲1.0 | 5.0▼2.5 | — | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
| 形は違うが同じように使えるボール | ||||||
| 8.0▲0.5 | 8.5▲5.0 | 4.0▲0.5 | 5.5▼2.0 | — | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
| 6.0▼1.5 | 8.0▲4.5 | 4.5▲1.0 | 6.0▼1.5 | — | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
| 5.5▼2.0 | 3.0▼0.5 | 3.5±0 | 8.0▲0.5 | 3枚約2,000円 | 解説を読むAmazonで見る楽天で見る | |
似た形で、もっと良いものはある?
丸型やD型のまな板は、板を回して使う丸型か、奥に寄せて使うD型か、そして素材が硬いか、やわらかいかで性格が分かれます。貝印 まるいまな板は、硬い丸型で、25cm・30cm・35cmからサイズを選べる位置にあります。
アイメディア D型かまぼこ型は、やわらかい素材で静かに切りたい人に選ばれるD型です。 手前がまっすぐなので台の縁にぴったり沿い、奥の半円に食材を寄せる使い方がよく効きます。包丁を少し受け止める素材なので、カンカンとは鳴りません。ただし、食洗機に入れ続けるうちにひびが入ることや、色が残ることがあり、吊るす穴もありません。静かさと切り心地を重視するなら、アイメディア D型かまぼこ型が合います。 価格は約2,300円です。
シービージャパン 丸型まな板 アトミコは、貝印 まるいまな板とよく似た作りの、小さく軽い丸型です。 中が空洞で軽く、刃当たりもふんわりしています。一方で小さいぶん切ったものの置き場がすぐ埋まりやすく、傷も早めにつきやすい傾向があります。少人数のサブ用に、とにかく軽い丸型が欲しいならシービージャパン 丸型まな板 アトミコです。 価格は約1,400円です。
シービージャパン 半月まな板 アトミコは、薄くて軽いD型です。 弧の部分に食材を仮置きでき、表面の凹凸で食材も滑りにくくなっています。ただ、薄くて脚がないぶん、熱や食洗機で反ったり、台の上で本体が動いたりすることがあります。すき間にしまえる薄さと軽さを優先するなら、シービージャパン 半月まな板 アトミコが候補になります。 価格は約1,400円です。
置き場の広さと、食洗機で気軽に洗える手軽さのバランスなら貝印 まるいまな板。静かさならアイメディア D型かまぼこ型、軽さなら丸型まな板 アトミコ、薄さなら半月まな板 アトミコです。
形は違っても、同じように使えるものはある?
置いたまま次を切れる便利さは、木の丸いまな板や、縁で食材を受け止めるまな板でも得られます。違いは、木の切り心地をとるか、樹脂の手入れのラクさをとるかです。貝印 まるいまな板は、樹脂の手軽さのまま、木の丸いまな板に近い広さで使えるところに位置します。
梅沢木材工芸社 青森ひば 丸型まな板は、貝印 まるいまな板と同じ形を木で作った一枚です。 木の表面は食材が滑りにくく、厚みがあって板がどっしり据わるので、置いたまま切る使い方がいっそう安定します。刃当たりもやわらかく、手首にやさしい切り心地です。その代わり食洗機は使えず、色移りや傷が目立つこともあります。ひばの香りは好みが分かれます。切り心地と安定感を重視するなら、青森ひば 丸型まな板です。 価格は約5,000円前後です。
土佐龍 丸いヒノキのまな板は、薄くて軽く、吊るして干せる木の丸いまな板です。 甲高い音がせず、穴に掛けて乾かせる手軽さは貝印 まるいまな板と共通しています。大きさは30cmまでで、置いておける余裕はやや小さめです。色移りや傷が目立つことがあり、食洗機も使えません。手軽さはそのままに、木の静かな切り心地を手ごろに試したいなら、丸いヒノキのまな板がおすすめです。 価格は約3,300〜4,000円です。
レック こぼれにくい 立つ まな板は、奥と左右の縁で、切ったものを受け止める樹脂のまな板です。 みじん切りが散らばらず、食洗機や漂白剤が使え、自立して乾き、裏の滑り止めで台の上でもずれにくくなっています。一方で面が狭く、何種類も分けて置くのには向きません。表面の凹凸や縁に包丁が当たり、刃当たりは硬めに感じやすいようです。こぼさないことと、ずれないことを優先するなら、こぼれにくい 立つ まな板です。 価格は約900円です。
広さと手入れのラクさを両立したいなら貝印 まるいまな板。広さと切り心地なら青森ひば 丸型まな板、静かさと軽さなら丸いヒノキのまな板、こぼさないことと手入れのラクさなら、こぼれにくい 立つ まな板です。
貝印のまな板の中では、どんな立ち位置?
小さいまな板は、切ったものを置く場所がありません。大きいまな板は、狭い台所に収まりません。貝印 まるいまな板は、そのどちらでもない隙間を丸い形で埋めています。 やわらかい刃当たりや木の香りは、貝印の木のまな板に任せた形です。
貝印 セレクト100 カッティングボードは、食洗機で洗えるヒノキの小さなまな板です。 角をつまんで鍋の上まで運び、そのまま入れる使い方が中心です。置き場がないので、切ったものは小皿に分けることになります。木なので切り心地は静かで、傷は紙やすりをかけると目立たなくなります。小さく軽い木のまな板を食洗機で手入れしたいなら、セレクト100 カッティングボードです。 価格は約2,700円です。
貝印 軽いまな板は、広い長方形を軽く、手ごろに選べるまな板です。 硬い樹脂を脚で浮かせた作りは貝印 まるいまな板と同じなので、音の響き方も似ています。中が空洞のため、中央がしなってねぎがつながることがあります。広い面を軽く安く使いたいなら、軽いまな板です。 価格は約1,300円です。
貝印 関孫六 桧は、切り心地を大切にする人のための、厚い桧のまな板です。 刃当たりのやさしさと心地よい音が持ち味です。その代わり場所をとり、食洗機は使えず、黒ずみや反りには個体差があるようです。包丁を研いで使う人や、切り心地を優先する人には、関孫六 桧が合います。 価格は約3,100円です。
狭い場所で広く使いたいなら貝印 まるいまな板。鍋に直接入れる小さな木のまな板ならセレクト100 カッティングボード、軽さと広さなら軽いまな板、切り心地なら関孫六 桧です。
買った後に知っておきたいこと
食材が滑ると感じたら、まず裏返してみてください。 表と裏で手ざわりが違い、ざらっとした面のほうが食材が落ち着きやすいことがあります。使う面を決めておけば、肉用と野菜用の使い分けにもなります。
調理台で本体が動くときは、薄い滑り止めシートや固く絞ったふきんを下に敷くと安定します。 人造大理石やステンレスのように表面がなめらかな台では、敷いておくと安心です。
30cmと35cmを食洗機で洗うなら、立てて入るか先に確かめておきましょう。 熱湯をかけるときは、表示されている耐熱温度の範囲で行ってください。
洗ったあとは穴に掛けて吊るすと、早く乾きます。 水が残りやすい面は、立てて水を切ってから掛けると水滴が残りにくくなります。
包丁の跡は使ううちに白く増えていくので、汚れが落ちにくくなってきたら買い替えの目安にするとよいでしょう。 パン切りナイフやピザカッターは跡が深くなりやすいので、トレーとして使うときは使い分けると長くきれいに保てます。